普天間フライトラインフェア 2015/06/06-07
普天間基地は、正式名称を「Marine Corps Air Station(MCAS) Futenma」といい、アメリカ海兵隊(USMC)が運用する飛行場です。
同基地には、MV-22B ”Osprey”が配備された2個飛行隊と、半年で交代するUDP派遣部隊が所属しています。
年に一度、基地公開が行われます。飛行展示等はないものの、 航空機が手で触れることができることができる距離見ることができるという、大変魅力的なイベントです。
本ページでは、イベントで展示されていた装備をご紹介します。基本的には、アメリカ海兵隊の航空機が主体ですが、一部、隣の嘉手納基地から、アメリカ空軍の航空機も参加していました。
基地までのアクセス等は、こちらのブログ記事を御覧ください。
航空機
McDonnell Douglas
F/A-18D “Hornet"
[CE-12 / 165687]
USMC Marine Aircraft Group 11
VMFA(AW)-225 “Vikings"
(MCAS Miramar, CA)
偵察用機器を装備した、複座のF/A-18D。
“12”の数字の下あたりに、カメラ類が収められている様子を見ることができました。
Bell Boeing
MV-22B “Osprey"
[ET-44 / 168288]
USMC Marine Aircraft Group 36
VMM-262 “Flying Tigers"
(MCAS Futenma, Okinawa)
基地所属のOspreyは、2つの飛行隊に配備され、昨年の公開機はVM-265でした。
Lockheed Martin
KC-130J “Super Hercules"
[QD-065 / 168065]
USMC Marine Aircraft Group 12
VMGR-152 “Sumos"
(MCAS Iwakuni, Yamaguchi)
昨年、岩国に移転した部隊です。
Beechcraft
UC-12F “Huron"
[168208]
USMC Marine Aircraft Group 36
(MCAS Futenma, Okinawa)
MAG-36 司令部飛行隊の輸送機です。
Cessna
UC-35D “Citation V"
[166766]
USMC 1st Marine Aircraft Wing
(MCAS Futenma, Okinawa)
MAG-36が所属する1st MAWの司令部飛行隊の輸送機です。
Bell
UH-1N "Twin Huey"
[??-01 / ??????]
USMC Marine Aircraft Group ?
UDPで派遣されてきた部隊と思われます。Tail codeを確認し忘れてしまいました。
Sikorsky
CH-35E “Super Stallion"
[YF-37 / 161993?]
USMC Marine Aircraft Group 16
HMH-462 “Heavy Haulers"
(MCAS Miramar, CA)
UDPで派遣されてきた部隊です。
Bell
AH-1W “Super Cobra"
[??-51 / ??????]
USMC Marine Aircraft Group ??
UDPで派遣されてきた部隊と思われます。Tail codeを確認し忘れてしまいました。
航空機(USAF/アメリカ空軍)
McDonnell Douglas
F-15D “Eagle"
[83-0046]
USAF 18th Wing / PACAF
67 FS “Fighting Cocks"
(Kadena AB, Okinawa)
こちらも、複座のF-15D。
着艦フックや翼の下の増槽のタンク接合部を見ることができました。
Boeing
KC-135R “Stratotanker"
[62-3553]
USAF 18th Wing / PACAF
909 ARS "Young Tiger"
(Kadena AB, Okinawa)
Sikorsky
HH-60G “Pave Hawk"
[89-26211]
USAF 18th WIng / PACAF
33 RQS
(Kadena AB, Okinawa)
車両
Oshkosh
M-ATV
[USMC-654893]
MRAP(Mine Resistant Ambush Protected)車両の1つです。
ハンビーなどの車両と比べ、分厚い装甲で、がっちりと覆われていました。
他のMRAP車両とくらべ、このM-ATVはコンパクトで、かっこいいです。
装備品
KNIGHT’S ARMAMENT
M110
7.62x51mm NATO弾を使用する、M16をベースにした狙撃銃。
同社製サプレッサと、Premier Heritage社の 3-15x50mmライフルスコー(PRH-08001)が装備されていました。
BARRETT FIREARMS
M107 / M82A3
有名なバレット対物ライフルの海兵隊バージョン(M82A3)です。
12.7x99mm NATO弾を使用。
Browning
M2
重機関銃。12.7x99mm NATO弾使用。
?????
?????
こちらは、名称がわかりませんでした。
不勉強ですみません。
FN Herstal
M240G
7.62x51mm NATO弾を使用する汎用機関銃。
Saab AB
M136 / AT-4 CS
使い捨ての個人携帯用対戦車ロケット
その他
Direct Air Support Center (DASC)
普天間基地所属の第2海兵航空支援中隊は、DASCと呼ばれるや指揮所の展示を行っていました。
彼らは、地上部隊からの航空支援の連絡を受け、他の部隊へ連携をする役目を担っているようです。
テントの中はクーラーが効いて、PanasonicのノートPCや、液晶プロジェクタが並ぶ、不思議な空間でした。
PCは、WindowsXP や、Linuxベースの独自アプリを動かしているようでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿