2015年5月9日土曜日

France 2015/03 その15 観光編(Musée de l'Air et de l'Espace)

ル・ブルージェ航空宇宙博物館

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 『ル・ブルージェ航空宇宙博物館』は、ル・ブルージェ空港(LBG)に隣接した博物館です。

 入り口は、二階建ての小さな建物に見えるのですが、左右に巨大な格納庫が広がり、さらに奥に格納庫や屋外展示もあるという充実っぷりでした。

 

場所

 パリ市内とシャルル・ド・ゴール空港の中間に位置しています。交通手段はバスやタクシーしかありません。

 今回は、シャルル・ド・ゴールから、タクシーで向かいました。往路35EUR(渋滞にはまった)、帰路25EURでした。

 

 なお、日本語の表記だと、『ル・ブルジェ』と目にしていたのですが、現地の方の発音は、『ル・ブルージェ』と伸ばしていたので、タクシー等で行き先を告げる時は、気をつけたほうが良さそうです。 

  

館内

 館内の見学は無料です。 しかし、コンコルドやB747、DAKOTA、Super Frelonの”機内"に入るためには、8EURのチケット購入が必要です。支払いは、現金のほか、カードでOKでした。

 ただ、残念ながら私が訪れた時には、『C-47 DAKOTA』や『SA 321 Super Frelon』の展示場は、工事で閉鎖されていました。(それでもチケットの金額は変わらず。。。)

 

 受付でいただいた館内マップです。

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Concorde / コンコルド

 パリには、4機のコンコルドが展示されています。そのうち、2機がこちらの博物館に保管されていました。(ちなみに、もう2機は、シャルル・ド・ゴール空港と、オルリー空港です。シャルル・ド・ゴールの機体はこちら。)

 昨年お訪れた米国のスミソニアン博物館と合わせて、実物を見ることができたのはこれで4機となりました。 


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 B.A.C-Sub Aviation

 Concorde Prototype 001 / F-WTSS

 

 コンコルドのプロトタイプ。

 機内は検査機材のみで、客席は取り付けられていませんでした。 


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 Aérospatiale-BAe

 Concorde Sierra Delta 213 / F-BTSD

 

 量産型13号機。 

 こちらは、AirFrance便として活躍した機体のため、ちゃんと客席が備え付けられています。機内は狭いです。B737の機体のほうが広い気がします。

 ちなみに、2機は前方のハッチで連結され、続けて見学できるようになっていました。


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 写真を整理していて気がついたのですが、同じコンコルドでもコクピットの様子には、違いがありました。プロトタイプでは大きな円形状の計器があり、窓は小さく視界も悪そうです。

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 コンコルドは本当にかっこいいですよね。ほっそりとなめらかな機体と、ギアやエンジンのメカメカしさがたまりません。一度、乗ってみたかったなと思います。

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Boeing 747 / ボーイング747

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Boeing

 747-128 / F-BPVJ

 

 屋外展示のB741。


 内部は内装が取り外され、骨格をみることができます。 床というより、はしごのような鉄柱です。シートは、足をその鉄柱に、”ちょこん”と乗せられているだけに見えます。

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 展示用に取り付けられた階段で、貨物室に降りることができます。航空機用のコンテナLD-3の一部が置かれています。下部が斜めに切り取られているような形状をしていますが、機体のカーブに合わせられていることがわかります。  

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最前部はファーストクラスのシート。階段を上がった2Fの客室は、ファースト用のラウンジになっていました。

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2F前方はコクピット。機長、副機長席のほか、航空機関士席があります。

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その他の展示物

 その他、館内外では、多数の民間機・軍用機・宇宙機が展示されていました。とても、ブログの1記事中には収めることができない量なので、別ページを用意しようと思ってます。

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 スミソニアン博物館と比べて、やはりヨーロッパの航空宇宙関係の展示が多いのが特長です。また、コンコルドやB747のように、1機丸ごと保存された機体を、中に入って実際にみることができるのは、このル・ブルージェならではです。

 展示物の物量ならスミソニアン、体験はル・ブルージェかなと、個人的には感じました。

 

 時間の都合で、約1時間ほどの見学になってしまったのと、天気が悪く屋外の展示物をじっくりみることができなかったのが、とても残念でしたが”濃い"時間を過ごすことができました。

 

 

 つづく。

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