台北市内
台北の観光では、故宮博物院や中正紀念堂などにも行きました。
でも、そう言ったところは情報も豊富ですので、今回は訪れたお店・食べ物をメインで書いてみました。
鼎泰豊(小籠包)
ホテルについて、荷物を置いて真っ先に向かったのが、鼎泰豊の本店です。まだ、夕方ですが、すでに待ちの行列が。
入り口で整理券をいただき、メニューを見ながら、液晶モニターに自分の番号が表示されるのを待ちます。 席数(1〜2人、3〜4人、5〜人)ごとに、分けて順番待ちになります。
台湾ビールを飲みながら待っていると、蒸し立ての小籠包や、焼きたての羽根つき餃子が一斉に運ばれてきます。
小籠包を、生姜を盛った小皿にお酢を満たし、醤油を少し垂らしたタレにつけて頂きます。もちもちとした薄皮の中には、やわらかなお肉と熱々のスープが。上品な味の肉汁が、おいしものを食べた!感を刺激してくれます。
平日の夕飯には少し早い時間ということもあり、すぐに席に案内していただくことができました。店内は明るく、割とカジュアルな感じでした。しかし、店員さんがしっかりした制服で、キビキビ動いているのは印象的でした。
お値段は、通常の小籠包がNT$20/1個、蟹みそ入りがNT$35/1個、焼き餃子がNT$170/一皿、瓶ビールがNT$130でした。これにサービスチャージが10%かかります。 全部で¥2200〜2400ほどで、お腹がいっぱいになりました。
抗州小籠湯包(小籠包)
翌日は、 別の小籠包のお店へ。中正紀念堂の裏手の通りにあるお店で、ローカル感ある店構えです。こういう所での食事というのは、旅の醍醐味かなと思います。ちょっとワクワクします。
とはいえ、メニューには日本語やオススメマークが記載されており、オーダ表に鉛筆で印をつければ注文ができるため、観光客にもフレンドリーな感じのお店です。
小籠包は、こちらも出来立て熱々です。鼎泰豊より少し濃いめの味付けで、甲乙つけがたいのですが、こちらの方ががっつり食べた感がありました。
オススメは、「杭州酔蝦」という紹興酒に漬け込まれた大きなエビ(10匹ほど)です。アルコールは飛んでおり、紹興酒の香りと甘みがたっぷりの海老は、たまらないものがあります。
小皿やレンゲは紙製の使い捨てで、生姜やタレとともにセルフです。また、ビールや冷たい惣菜類も、自分で棚から持ってきて、最後に清算をするスタイルです。
お値段は、通常の小籠包がNT$17.5/個(8個入りNT$140)、蟹みそ入りがNT$27.5/個(8個入りNT$220)。杭州酔蝦がNT$250。缶ビールがNT$60でした。鼎泰豊よりも少しだけリーズナブルなお値段ですが、味は甲乙つけがたく、現地のお店に来たーという雰囲気と杭州酔蝦を味わうならこちらかと思います。
思慕昔(カキ氷)
鼎泰豊から、南側に向かう通りを100mほど歩いたところにあるお店です。
冬の台湾なので、上着がないとそれなりに寒いのですが、それでもかき氷屋さんは混雑していました。
パスタ皿ぐらいの大きさの皿に、山盛りの氷とマンゴーのシロップ漬け、それにパンナコッタが載っています。これでNT$200。美味しかったのですが、とても一人で食べきれる量ではなく、申し訳ないのですが、1/3ほど残してしまいました。
回留(台湾茶藝館)
ぶらぶらしていると、せっかく台湾に来たので、本格的に台湾茶を楽しんでみたい!という思いが突然頭に。と、いうことで、訪れたのがこちらの茶藝館でした。お店に入ると、出迎えてくださったのは、偶然にも日本人の方でした。
落ち着いた店内で、テーブルや椅子などおしゃれな感じで、メニューも高級台湾茶葉とオーガニックのお茶菓子というこだわりようです。日本にあったら毎日でも訪れたくなるような、そんなお店でした。
好みを聞かれて渋くなく甘いものと答えたところ、オススメされたのが大禹嶺(Da Yu Ling)という、台湾の高山茶でした。日本で飲んでいる烏龍茶の香りを何倍も洗練させたような香りで、飲んでみると甘く、それでいてしっかりとした味わいのあるお茶でした。また、台湾の奇蘭(Qui Lan)というお茶も試飲させていただいたのですが、こちらは更に甘く爽やかで、すっかり台湾茶の美味しさに目覚めてしまいました。
お値段は、茶葉がNT$200(10g)でこれにお湯代NT$200がかかります。茶葉は5gほどで急須で5回分ほど楽しめるそうです。さすがに急須10回分も飲むことはできず、茶葉の半分は持ち帰りにしていただきました。
長時間ゆっくりさせていただいて、台湾茶の入れ方や違いを色々教えてきただき、お値段以上の価値のある時間を過ごさせていただきました。
つづく。
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