2014年11月30日日曜日

Singapore 2014/11 その2 空港編(HND ANA Suite Lounge)

IMG 0957当日は、いつもよりかなり早めに退社をして、そのまま羽田空港の国際線ターミナルに向かいました。
YCATからのバスは、出発が遅れているようでしたので、念のため国内線→国際線ターミナルに向かうバスではなく、国内線ターミナル行きに乗ります。
しかし、実際に乗って見ると、道路も混雑しておらず、20分ほどで、第1ターミナルに到着してしまいました。
そして、第1ターミナル2Fで降車後、1Fのバスターミナルに降り、8番乗り場で、国際線ターミナルへの循環シャトルバス乗り換えです。
第1ターミナルから、国際線ターミナルへは、約10分ほどで到着しました。


空港に到着後は、SUITE CHECK-In カウンタへ。成田空港のように別室が用意されているわけではなく、通常のカウンタです。
チェックインを無事に済ませ、優先保安検査上に向かいます。と、思ったら、有線保安検査場は、限られた時間のみ空いているようでした。なんと。。。
早めに空港に着いたため、通常の保安検査場もガラガラだったので、仕方がないですね。
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ガラガラの出国審査場を並ばずに抜けて、ラウンジへ向かいます。
今回は、羽田空港国際線ターミナルの SUITE Lounge です。
優先保安検査場を使った場合はそのままラウンジ直行ですが、通常の検査場を抜けたため、どこに行けば良いのか迷いました。
出国審査のカウンタを抜けて、すぐ右を見ると、写真のようにラウンジの入り口の看板があります。
通路から看板に従い、右に曲がるとエレベータがあります。
そこを登った正面が、冒頭の写真のようにSUITE Loungeで、左に ANA Lounge があります。
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ラウンジは、20時前ということもあり、ガラガラでした。
通常の良くある、ソファだけではなく、外を眺める長椅子やブース形式のシートがありました。
シートで休むのは後にして、まずシャワーを借りて、仕事の汗を流してサッパリしました。
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その後、今回の旅の目的の一つである、夕飯をいただきます。というのも、羽田空港 国際線ターミナルの110番ゲート側のSUITE Loungeには、Dinning h というレストランが併設されています。
開いている時間は、19:30以降ということで、深夜便の旅客がターゲットのようです。
深夜便の場合、乗ってから機内食をいただくのは、お腹くるのと睡眠に入る時間が遅くなるので、空港で済ませてしまえるというのは、とてもいいですね。
席は、22席ほどありました。
仕事を終えて、お風呂上がりのシャンパンは最高です。
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食事は、ビュッフェとメイン料理、それと、デザートという形式です。
ビュッフェは、SUITE Lounge内にある軽食と同じものでした。
6種類の中から選ぶことができるメイン料理を用意することで、レストランとして機能させるというのは、なかなかのアイディアだなと思いました。
今回は、サーモンのグリル と 洋梨のパフェをいただきました。
SUITE Lounge や F(ファーストクラス)の料理は、やはり美味しいなと思います。
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羽田空港の国際線ターミナルのラウンジは、改装してから間がないことから、とても綺麗でした。また、ボックス型のシートなど、出発までの時間をゆっくりと過ごすことができるような工夫を感じさせていただきました。
今回は、週末の仕事を終えて、その足で空港に向かったのですが、オフィスを出て1時間過ぎた頃には、ラウンジで寛ぐこことができていました。
平日の夜に、すでに週末の楽しみが始まっていると、ちょっと良くしたというか優雅な気分に浸ることができる気がします。羽田の近さは、こういうところが、魅力的です。

2014年11月27日木曜日

Singapore 2014/11 その1 計画編

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ANA ダイアモンドの達成が危うい!(切実)
と、いうことで、シンガポールに行くことにしました。 
PP効率だけ考えると、沖縄に行くのが良いのですが、海外旅行もしたいですし、Hyattのスイートアップグレードの権利が、有効期限切れになる前に使いたいですし、ということで。
今回の旅の目標は下記です。
・羽田空港 SUITE Lounge
・Dininng hでの夜ご飯
・Grand Hyatt Singapore のスイート訪問
・Garden By the bay 観光
・シャンパンポーク & チキンライス
・・・っていうか、目標設定とかするの、すごく社畜っぽい。。 

NH843便で深夜に日本を飛び立ち翌朝の早朝にSingaporeに到着、一泊して、翌日の夜の便で帰るプランです。
これでも、まるまる2 日間観光することができます。
獲得PPは、5962の予定です。
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昔は、23:45 Singapore到着のNH901便と、00:45出発のNH902便があって、
1日目 17:35発 NRT-SIN そのままラウンジで仮眠
2日目 Singapore観光、その後、空港へ。
3日目 00:45発 SIN-NRT
ということができました。(エコ割には最低3日の旅程が必要なのです。)
また、海外乗継割引スペシャルが、現在と違って行き先に制限がなかったため、上記旅程の前後に、HND-OKA-NRTを安価に付け加えることができました。
修行僧にとってのおなじみルートだったのですが、HND-SIN開設とともにNH901/902便が廃止され、海外乗継割引スペシャルも、渡航先が中国/韓国/台湾/香港/マカオ/グアム/サイパン行きに限られてしまうようになりました。
今回の旅行は、それに近い旅程になるので、昔を思い出しながら、旅をしてみたいと思っています。

2014年11月9日日曜日

ANAファーストクラスの枕で毎日眠る方法

今年の旅行で、ファーストクラスの寝具の寝心地に感動し、家に欲しいなと思っておりました。(搭乗記事はこちらから)

実は、今なら全く同じ寝具を、全日空商事のA-styleで購入することができます。一時期は、売り切れになっていたのですが、先週、在庫が復活していました。
  
ANAショッピングA-style
¥77,700(税込)
 
ただ、よいお値段がします。。。
 
値段はともかく、機内サイズの掛け布団やベッドパッドがあっても、使い道に困るなと言うのが正直なところでした。 
 
そのため、今回は、枕だけを購入してみました。
 
 

2013年9月頃のプレスリリースを見ると、西川の「エンジェルフロート」であるとの記述でした。
 
 
と言うことで、東京駅から徒歩5分ほどの日本橋の西川へ。入って左側(ちょうど写真に写っているあたり)が枕売り場です。
 
お店の方によると、眠るときの姿勢というのは、身長測定のように背筋を伸ばした状態ではなく、頭と肩に段差がある状態。その段差が、適切な枕の高さであるとのことです。
 
そして、正しい枕の選び方として、寝た状態で、
視線がまっすぐ天井が見える状態
肩胛骨が浮かない状態
であること、ということでした。
 
上記は、ベッドのマットの堅さにも左右されます。そのため、まず、いくつかのベッドを回って、普段寝っているベッドと同等の柔らかさのものを探し、その上で枕を試用をさせていただきました。
 
お店の方からは、枕や寝具に対する知識や、余すことなく注意点を確認/説明しようとしてくださる姿勢に、プロを感じ感動しました。これまでも、百貨店で相談して枕を買うことはありましたが、こんなに的確に、説明をしてくださる店員さんは初めてでした。
 

 お店の方のアドバイスに従った上で、やはりこの枕は自分に合っているようで、「エンジェルフロート」を予定通り購入してまいりました。
 
この枕は、中心部分がマシュマロのような柔らかさです。しかし、左右はそれよりは少ししっかりしたウレタン素材になっています。
 
また、中心部が柔らかいといっても、つぶれてペッタンコになるわけではなく、底辺にあるウレタン素材に支えられています。そのため頭がふんわりと優しく支えられている感じになります。
 
 
ちなみに、店員さんによると、横向きの姿勢が好きな場合は、頭が沈み込まない方がよいので、左右真ん中ともに同じ素材の「ドリームライン」の方が向いているとのことでした。
 

あと、ピローケースも忘れずに。
 
EMA 0803201
新素材 「ファイネックス®」使用 エクセルピロー専用ピローケース
 

サラサラひんやりの素材で、これまた、快適な寝心地を約束してくれる一品です。
 
これが機内で使われているのかどうか、オフィシャルな記載は見つかりませんでした。
しかし、実際に寝てみた感触では、これに間違いなさそうです。 
 

帰宅して、早速、寝っ転がってみると、『あー、これこれ!』と、先日の空の旅を思い出しました。
 
枕のフィット感とカバーのさらさら感が、個人的にはツボで、クセになる寝心地です。
これまでは、堅く低めの枕が合っていると思っていたのですが、今回改めてプロの方のお話を聞いてみると、間違った枕選びをしていたようでした。
 
これでようやく、快適に眠りにつくことができそうです。
 
機内で利用した枕とはサイズが一回り違う気がしますし、ANAのタグ等もないので、厳密にいうと「ファーストクラスの枕」ではないと思います。その点はご容赦ください。
 

2014年11月7日金曜日

ANA国際線特典航空券の必要マイル変更

2015年4月申し込み分より、ANAの国際線特典航空券の利用に必要なマイルが変わるようです。

詳細はこちらから。

簡単に言うと、これまで乗り換えするならさらにマイルかお金が必要だったのが、片道2回まで乗り換えOKなゾーン制になるよとの事です。

という事は、『日本各地の空港→羽田・成田→海外のハブ空港→地方』のような旅程の旅行がしやすくなるなと思います。



ちなみに、私は今年、特典航空券で日本とアメリカのワシントンD.C.を往復してきました。往路ビジネスクラス、復路ファーストクラスです。(その時の記事はこちらから)


その時は、レギュラーシーズンということで、約10万マイル(4万+6万)ほどでした。

今回の制度変更に伴って、それがどうなるかというと、同じくレギュラーシーズンで、約11.75万(4.25+7.5万)となる見込みです。


旅行先の自由度は高まりますが、多少、必要なマイルも増えますね。




2014年11月5日水曜日

日米親善ベース歴史ツアー(2) 在日米海軍横須賀基地編


IMG 0896横須賀市が主催する「日米親善ベース歴史ツアー」の後編です。
150人ほどのツアー参加者が集まると、基地司令代理の方の挨拶(日本語!)と、市のボランティア野方の写真撮影についての注意についてのお話がありました。

禁止事項は、「船舶メンテ中のドックの撮影」「基地からの潜水艦の撮影」「迷彩服の軍人さんの撮影」「正門ゲート通過時の撮影」でした。

こちらを守れば、基本的には撮影はOKですよという案外厳しくないと言う印象を受けました。

その後、身分証明書の確認をすませると、3班に分かれて、順番に入場です。各班50名程度で、それぞれの班には、案内役の市の方数名、お目付役の軍人さん2名(1等兵曹と2等兵層の方でした)、さらにボランティアの通訳さん1名でした。


コースは、基地内の青い線約5.5Kmのコースです。

ツアーのしおりにマップがあったので、公開してよいのでしょうということで、マップ上にプロットしてみました。



今回の目玉はやはり、幕末から昭和にかけてに作られて、現在も現役で使われているドライドックです。

写真は2号ドックで、1号3号に次いで明治期に入って作られたドックです。130年前に作られた施設が、今も現役で使われているというのは驚きです。

ちなみに、6号ドックも見学することができました。6号ドックは、大和型3番館建造のために作られたドックで、空母「信濃」が建造されたドックです。

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ドック以外にも、昭和の歴史を見届けてきた建物がいっぱいです。

旧横浜鎮守府庁舎(現在日アメリカ海軍司令部)
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旧横須賀海軍工廠庁舎(現下士官クラブ)
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旧海軍病院門跡
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艦艇は、残念ながら、空母「ジョージ・ワシントン」はグアムに向かってしまって不在だったものの、第七艦隊旗艦「ブルーリッジ」は、見ることができました。(外からですが)
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昼食は基地内のフードコートや、別の建物にあるMcDonaldで取ることができます。

フードコートには、Wikipediaの横須賀海軍施設のページに記載のあるChinnabon、Subway、Manchu Wokのほかに、A&W、Popeyesなどもありました。

食後は20分ほど、付き添いをしてくれた軍人さんへの質問コーナーでした。


幕府が横須賀にフランス軍の技官を招いて、製鉄所を作って、近代的な工場運営が出来るようになって、造船所を作って、船が出来るみたいな横須賀造船所の歴史は、よく出来た箱庭シミュレーションゲームだな、なんて思ってしまいました。

また、建設のために招かれたヴェルニーが日本に来た経緯も面白いです。アロー号事件で清との戦争をしていたフランス海軍は香港で軍艦建造をすることにしたと。で、そこで働いていたのがヴェルニーで、彼はこの功績でレジオンドヌール勲章を貰ってるようでした。軍艦の建造の人を終えた所で、ちょうど良いと、日本へ。彼は、戊辰戦争の最中も工事を続け、横須幕府の計画としてスタートした施設を、明治政府の下で完成させています。

ちなみに、もう一方の、幕府側の推進役の小栗上野介は、戊辰戦争で徹底抗戦を唱えたため、その後処刑されていました。

世界史的にも日本史的にも、色々な要素が関連してくるので、調べてみるととても興味深い施設です。

当初は、『普段入ることが出来ない所に入れる!』ぐらいのノリでしたが、行ってみると、見所満載で、かなり満足度の高いツアーでした。



2014年11月2日日曜日

日米親善ベース歴史ツアー(1) 横須賀市内編

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先日は、横須賀市の主催する『日米親善ベース歴史ツアー』に参加してきました。

日本近代化の歴史を学ぼうと言う趣旨で、横須賀に残る史跡を巡るツアーです。

今回のツアーで初めて学んだのですが、横須賀には、フランス人ヴェルニーの指導の下、幕末に製鉄所・造船所が作られたそうです。

明治初期の近代化の道は、それを真似ただけのことと言う、明治政府の偉い方の言葉もあるとか。

現在は、アメリカ海軍横須賀基地の中にあるそれらの史跡は、なかなか目にすることはできません。今回、運良く10倍もの倍率をくぐり抜け、ツアーに参加することができました。



IMG 0884ツアーは、9時頃にJR横須賀駅集合で始まります。

駅の改札を出ると、駅の構内で受付をしていました。出発時間の30分前に到着していたのですが、すぐに受付をしてもらうことができました。

ここで、後ほど、基地に入るために必要な身分証明書の確認と、保険の¥100の支払いをします。

確認が終わると、ツアーのしおりと横須賀観光のパンフレットの入ったビニールのバック、ツアー参加者であることを示す紙のカードが入った、首から下げる名札を受け取ります。

そして、列に並んで一定の人数が集まると出発になります。私のグループは15人前後だったと思います。 

 


ツアーのコースを、マップ上にプロットしてみました。約7キロのコースです。

今回の記事では、前編として赤いマークと線の横須賀市内編について記載してます。。

  



最初の史跡は、横須賀駅です。明治時代にできた駅で、現在のホームの柱は、開業当時のレールを使ってできているとのこと。

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続いて、横須賀駅の目の前にあるヴェルニー公園へ。

ヴェルニー記念館には、製鉄所で使われていたオランダ製ハンマーが展示されています。外から中の展示物を除く形でしたので、ガラスの映り込みに邪魔をされて、きれいに写真を撮ることができなかったので写真は無しで。

公園の横須賀駅側からは、海上自衛隊 横須賀基地が見えました。

左手前から、「ふゆづき」、「きりしま」。そして、奥に「ひゅうが」。写真からは見えませんが、ひゅうがの奥には、おおすみ型輸送艦が停泊していました。(400Xと言う番号だけが見えました)  

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横須賀の製鉄所・造船所の功労者であるブェルニーと小栗上野介の胸像を眺めながら公園の奥に進むと、旧日本海軍の慰霊碑があります。

写真は、戦艦「長門」と「山城」の慰霊碑。そのほか、敷設艦「沖島」や、高雄型の艦橋を模した「国威顕彰碑」、正岡子規の碑などがありました。

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少し歩いて、横須賀芸術劇場の脇にひっそりとある「旧日本海軍下士官集会場」跡の碑を見て、どぶ板通りへ。

海軍カレーのお店や、ミリタリー風ファッション、スカジャンなどのお店が並んでいました。

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どぶ板通りを抜けて、アメリカ海軍横須賀基地正門前につくと、ツアーの前半が終わりです。

ここで、各班が合流し、基地の中へ向かいます。

づづく。 

 

 

 

 

 

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