先日は、横須賀市の主催する『日米親善ベース歴史ツアー』に参加してきました。
日本近代化の歴史を学ぼうと言う趣旨で、横須賀に残る史跡を巡るツアーです。
今回のツアーで初めて学んだのですが、横須賀には、フランス人ヴェルニーの指導の下、幕末に製鉄所・造船所が作られたそうです。
明治初期の近代化の道は、それを真似ただけのことと言う、明治政府の偉い方の言葉もあるとか。
現在は、アメリカ海軍横須賀基地の中にあるそれらの史跡は、なかなか目にすることはできません。今回、運良く10倍もの倍率をくぐり抜け、ツアーに参加することができました。
ツアーは、9時頃にJR横須賀駅集合で始まります。
駅の改札を出ると、駅の構内で受付をしていました。出発時間の30分前に到着していたのですが、すぐに受付をしてもらうことができました。
ここで、後ほど、基地に入るために必要な身分証明書の確認と、保険の¥100の支払いをします。
確認が終わると、ツアーのしおりと横須賀観光のパンフレットの入ったビニールのバック、ツアー参加者であることを示す紙のカードが入った、首から下げる名札を受け取ります。
そして、列に並んで一定の人数が集まると出発になります。私のグループは15人前後だったと思います。
ツアーのコースを、マップ上にプロットしてみました。約7キロのコースです。
今回の記事では、前編として赤いマークと線の横須賀市内編について記載してます。。
最初の史跡は、横須賀駅です。明治時代にできた駅で、現在のホームの柱は、開業当時のレールを使ってできているとのこと。
続いて、横須賀駅の目の前にあるヴェルニー公園へ。
ヴェルニー記念館には、製鉄所で使われていたオランダ製ハンマーが展示されています。外から中の展示物を除く形でしたので、ガラスの映り込みに邪魔をされて、きれいに写真を撮ることができなかったので写真は無しで。
公園の横須賀駅側からは、海上自衛隊 横須賀基地が見えました。
左手前から、「ふゆづき」、「きりしま」。そして、奥に「ひゅうが」。写真からは見えませんが、ひゅうがの奥には、おおすみ型輸送艦が停泊していました。(400Xと言う番号だけが見えました)
横須賀の製鉄所・造船所の功労者であるブェルニーと小栗上野介の胸像を眺めながら公園の奥に進むと、旧日本海軍の慰霊碑があります。
写真は、戦艦「長門」と「山城」の慰霊碑。そのほか、敷設艦「沖島」や、高雄型の艦橋を模した「国威顕彰碑」、正岡子規の碑などがありました。
少し歩いて、横須賀芸術劇場の脇にひっそりとある「旧日本海軍下士官集会場」跡の碑を見て、どぶ板通りへ。
海軍カレーのお店や、ミリタリー風ファッション、スカジャンなどのお店が並んでいました。
どぶ板通りを抜けて、アメリカ海軍横須賀基地正門前につくと、ツアーの前半が終わりです。
ここで、各班が合流し、基地の中へ向かいます。
づづく。
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