『ガーデンバイザベイ』は、マリーナベイサンズの裏手にある植物園です。
MRTのベイフロント駅から、地下通路経由で、徒歩で10分ほどの場所にありました。
広大な敷地には10数箇所のテーマ別の庭と、敷地の奥に2つの巨大なドームが並んであります。
中心部には、 左図のような巨大な樹木を藻した建造物が密集しており、その間の空間に渡した通路により、空中散歩が楽しめるようになっています。
通路上の人と比べると、建造部の大きさがわかるのではないでしょうか。
2つのドームは、それぞれ、地中海性気候をテーマにした『フラワードーム』と、高山地帯をテーマにした『クラウド・フォレスト』となっています。
ガーデン自体の入場料は無料ですが、この2つのドームへの入場には、チケットを購入する必要があります。
チケットは、シンガポール居住者ではない成人の場合、$28 SGD でした。これ一枚で両方のドームを観ることができます。
フラワードームは、4-5 F建ての高さのドームで、内部を20-25度(体感)程度に保っていました。
シャツ一枚だと肌寒く感じるほどで、赤道にほど近いシンガポールで、なんという贅沢な。。とか思ってしまいました。
内部は、地中海性気候帯の各地帯の木々や植物が展示されています。
日本でも見かけるようなものから、バオバブの木などの独特な植物まで、草木を観ることができました。
もう一方の『クラウド・フォレスト』は、高山地帯をテーマにしているということで、さらに寒く、上着がないと震えるレベルでした。
ドームに入って、真っ先に目に入る7-8F建てビルほどもある山と滝。もう、本当に頭がおかしい (褒め言葉)。
山の周囲を通路で巡ることができたり、頂上には庭園が広がっていたりと、幻想的な演出がなされたドームでした。
海外に行ってまで植物園(しかも、その土地の植物ではない)に行くのか。。と思う向きもあるかもしれません。
しかし、ここまで凝ったものは、なかなかお目にかかれないのではないでしょうか。
テーマパークのように本気でお金をかけて設備を整えて、さらに本物の植物まで真面目に揃えると、ここまでインパクトのあるものができるのかと関心をさせられました。
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