TGVでの列車の旅 (シャルル・ド・ゴール空港 〜 リヨン 〜 カルカソンヌ)
シャルル・ド・ゴール空港から、TGVでリヨンを経由して、今回の旅の目的地であるカルカソンヌまで向かいます。
TGVは、SNCF(フランス国鉄鉄道)の運行する鉄道です。乗り方については、次の記事に記載するとして、本記事では旅の流れをメインに記載したいと思います。
遅延やストの影響があり得るので、乗り換えというのはちょっと不安がありました。しかし、たまには、風景を眺めながらのゆっくりの移動(高速鉄道ですが)というのも楽しいだろうということで、あえて試してみることにしました。
AEROPORT CDG2 TGV 駅
シャルル・ド・ゴール空港内の駅からTGVに乗ります。その3に記載したホテルからのシャトルバス『Navettes Hôtel (Hotel Courtesy Bus)』が、駅の真上に停まるので便利です。
駅は空港の中にあり、Level1がホームLevel2が待合フロア、Level4が空港ターミナル(間の連絡通路)、Level5がシャトルバスのバス停になっています。
待合フロアは広大なスペースで、乗客は皆、ホームに降りずにこのフロアで待ちます。なぜなら、直前まで、どのホームに列車が来るのかが分からないからです。このあたりについては、次回の記事で。
軽食を売る売店が数軒、朝早く(7:30頃)から空いていました。ACコンセントがあるテーブルも幾つかあり、充電をしている人も見かけました。Wifiもあり、空調がなく寒いこと以外は、なかなか快適でした。
下の写真は、自転車のペダルを漕ぐと電力が供給されるポートです。珍しくて写真を撮っておきました。
TGV 5110 シャルル・ド・ゴール空港 〜 リヨン
まずは、8:30発のTGVでリヨンに向かいます。朝早い出発にもかかわらず、社内は満席でした。
車両は、冒頭の写真のTGV Duplexで、全車両2階建です。
1等車は、1-2 の3席仕様でした。日本の列車と違い、座席の向きが固定です。すると、ちょうど車両の真ん中は、お見合い席になるのですが、まさにその席でした。
幸い(?)なことに、上品なご婦人、きつめのお姉さん、若い女性と同席でした。
乗ってみて困ったのは、車内アナウンスがフランス語で、理解できない&聞き取れないことでした。滞在の中頃ぐらいになると、自分の向かう駅名や地名ぐらいは、なんとなく聞き取れるようになりましたが、往路は大変困りました。
iPhoneでローカルキャッシュのマップアプリを持っていたので、それで現在位置と到着駅を確認しようとしましたが、現在位置がずれて、正確に自分の場所を把握するのは困難でした。
しかし、大体の場所とホームの駅名で、なんとか降りる駅であることを判断して、ことなきを得ました。こういうドキドキも、旅の醍醐味かなと今は思えます。
LYON PART DIEU 駅
リヨン。この駅で一旦降りて、別の列車に乗り換えます。
これまで乗ってきたTGV Duplex(手前)と、TGV BRUSSELS-FRANCE(奥)。連結されているのですが、値段が7000円ぐらい違いました(Duplexの方が高い)。何が違ったんでしょうか。。。
乗り継ぎの列車を確認するために、待合フロアに降ります。
リヨンの駅は、ホームと下のフロアが、階段ではなくスロープになっていました。
TGV 6813 リヨン 〜 カルカソンヌ
カルカソンヌ行きのTGVに乗り換えました。同じTGV Duplexの1等車で、シートの形状も同じでしたが、社内のカラーリングは、こちらは白というかベージュを基調とした壁面でした。
今回も、お隣は若い女性でした。
La Voiture Bar
ちょうど、お昼の時間なので、隣のビュッフェ車両へ。
こちらのカウンタで、店員さんに商品を注文し支払いをします。
奥には、食事をするスペースもあります。
10EURほどのランチセット。
今日のメニューはクロック・ムッシュと、チョコレートムース。飲み物は、水かワインかビールを選択可でした。
せっかくなのでワインを。
天気が良く、フランスの田舎の風景をぼーっと眺めながらの食事は、最高でした。
CARCASSONNE 駅
ということで、列車を乗り継いで5時間半近く、カルカソンヌの駅に到着しました。
リヨンから私を乗せてきてくれたTGV Duplexとカルカソンヌの駅構内。
つづく。
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