2015年4月22日水曜日

France 2015/03 その7 観光編(Carcassonne)

カルカソンヌ(Carcassonne)

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 カルカソンヌは地中海に面し、スペインにも程近いラッドック地方のオード県の県庁所在地です。

 今回はここを旅の目的地と定め、数日滞在してみました。

 ちなみに、日本語だと『カルカソンヌ』または『カルカッソンヌ』の表記が一般的のようですが、現地の方の発音は『カル・カッソン』のように私には聞こえました。

 

世界遺産『歴史的城塞都市カルカッソンヌ』

 カルカソンヌには、1997年に『歴史的城塞都市カルカッソンヌ』としてユネスコの世界遺産に登録された”シテ”と、1996年に同じく世界遺産に登録された『ミディ運河』があります。

『ユネスコ 世界遺産 - 地域別リスト(ヨーロッパ1)

 

“シテ(Cité de Carcassonne)"

 “シテ”は、小高い丘の上に周囲約3kmの二重の城壁に囲まれた街です。中には、複数の商店、レストラン、数件のホテルまであります。

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 写真は、城壁と城壁の間で撮影をしました。城壁の高さは不明ですが、4-5階建てのビルほどの高さだったのではないかと思います。写真で城壁の高さが伝わると良いのですが。

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 古代ローマの時代からの由緒ある街のようですが、フランスとスペインの国境が画定した後は衰退し、城壁や塔も荒廃していってしまったようです。

 そのため、現在我々が見ている城壁や塔は、1800年代中頃に修復されたものですが、時代考証的には正しくないものもあるようです。例えば、上の写真の等は、三角形のとんがった形をしていますが、本来は下のようなテラコッタの屋根だったようです。

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みどころ

コンタル城(Château Comtal)

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ナルボンヌ門(Porte narbonnaise)

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オード門(Porte d'Aude)

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サン・ナゼール・バジリカ聖堂(Basilique Saint-Nazaire)

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当時の面影を残す美しい町並み

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旧橋ポン・ヴィユー(pont vieux) とシテ(Cité de Carcassonne)

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カルカソンヌの魅力

 “シテ”の内部は常に観光客で溢れ、商店やレストランも盛況のようでした。 

 そんなにぎやかな場所ではありますが、ふとした瞬間に、周囲に人の気配がなくなる時があります。そんな時に目に入る美しい光景には、一瞬、自分がファンタジーの世界に紛れ込んでしまったかのような、そんな錯覚を与えてくれる不思議な力がありました。

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つづく。

 

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